初心者向け:日焼け止めの選び方とポイント
紫外線は肌老化やシミ・シワの原因となるため、日焼け止めはスキンケアの基本アイテムです。
しかし、種類が多くてどれを選べばいいのか迷う人も多いのではないでしょうか?
本記事では、初心者向けに日焼け止めの選び方とポイントをわかりやすく解説します
1. 日焼け止めを選ぶ際の基本ポイント
日焼け止めを選ぶ際に注目すべきポイントは、主に以下の4つです。
1. 紫外線防御効果(SPF・PA)
2. 使用シーン(普段使い or アウトドア)
3. 使用感・テクスチャ(肌質に合ったもの)
4. 成分(敏感肌向け)
それぞれ詳しく解説します。
2. SPFとPAの違いを知ろう
日焼け止めには、「SPF」と「PA」という指標があります。
⚪︎ SPF(Sun Protection Factor)
紫外線B波(UVB) を防ぐ数値で、UVBは肌表面に影響を与え、日焼けやシミの原因になります。
- SPF15~30 :普段の生活(買い物・通勤・通学)向け
- SPF30~50 :屋外での軽い運動やレジャー向け
- SPF50+ :炎天下でのスポーツや海・山などのレジャー向け
⚪︎ PA(Protection Grade of UVA)
紫外線A波(UVA) を防ぐ指標で、UVAは肌の奥(真皮)まで届き、シワやたるみの原因になります。
- PA+ :軽い外出向け
- PA++ :普段使いに最適
- PA+++ :屋外での長時間の活動向け
- PA++++ :炎天下でのスポーツやレジャー向け
日常生活なら SPF30・PA++~+++ がおすすめ。
強すぎる日焼け止めは肌への負担が大きいため、シーンに合わせて使い分けましょう。
3. 使用シーンに合わせた選び方
① 普段使い(日常生活・通勤・通学)
- SPF30・PA++ 以上 で十分
- 軽い塗り心地のミルクタイプやジェルタイプがおすすめ
- 石鹸で落ちるタイプが便利
② 屋外でのスポーツ・レジャー(BBQ・運動・海・山)
- SPF50・PA+++ 以上 が安心
- 汗や水に強い「ウォータープルーフタイプ」を選ぶ
- こまめな塗り直しが必要
③ 敏感肌・肌荒れしやすい人
- 紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル) のものを選ぶ
- 低刺激・無香料・無添加 の日焼け止めがおすすめ
4. テクスチャ(使用感)で選ぶ
日焼け止めのテクスチャ(質感)によって、使い心地が異なります。
タイプ | 特徴 | おすすめの肌質 |
ミルクタイプ | 伸びが良く、しっとりした使い心地 | 乾燥肌 |
ジェルタイプ | 軽い塗り心地でベタつきにくい | 脂性肌・混合肌 |
クリームタイプ | 保湿力が高くしっかり密着 | 乾燥肌・敏感肌 |
スプレータイプ | 手軽に塗り直しできる | 髪や体用 |
スティックタイプ | 持ち運びしやすく、部分使いに便利 | メイクの上からOK |
軽い付け心地で、塗りやすく白浮きしにくいものを選ぶと失敗しにくいです。
5. 成分で選ぶ(敏感肌・肌荒れしやすい人向け)
⚪︎紫外線吸収剤 vs 紫外線散乱剤
日焼け止めには、紫外線を防ぐ方法として「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」があります。
種類 | 特徴 | 向いている人 |
紫外線吸収剤 | 肌に透明感があり、白浮きしにくい | 普通肌・脂性肌 |
紫外線散乱剤 | 肌に優しく、敏感肌向け | 敏感肌・乾燥肌 |
敏感肌の人は、「紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)」と記載されたものを選ぶと安心です。
また、「ヒアルロン酸」「セラミド」などの保湿成分が入っている日焼け止めを選ぶと、肌の乾燥を防げます。
6. 日焼け止めの正しい塗り方と注意点
1. 塗る量を守る
日焼け止めは適量を塗らないと、十分な効果を発揮しません。
顔全体なら パール2粒分、ボディは 500円玉サイズ を目安にしましょう。
2. ムラなく塗る
額・鼻・頬・あごに分けて少しずつのせ、ムラなく伸ばします。
特に 鼻・頬・額 は紫外線を受けやすいので、念入りに塗りましょう。
3. こまめに塗り直す
汗や皮脂で落ちるため、2~3時間ごと に塗り直しが必要です。
外出時は スプレータイプやスティックタイプ で手軽に塗り直すのもおすすめ。
4. 落とすときはクレンジングを使う
ウォータープルーフタイプの日焼け止めは、洗顔料だけでは落ちにくいため、クレンジングオイルや専用のクレンジング剤を使いましょう。
7. まとめ:初心者におすすめの日焼け止めの選び方
✔️ 肌質に合わせて ミルク or ジェルタイプ を選ぶ
✔️ 敏感肌なら 紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル) を選ぶ
✔️ 使用シーンに応じて SPF・PAを使い分ける
✔️ こまめな塗り直し で紫外線対策を徹底する
初心者でも自分に合った日焼け止めを選び、正しい使い方をすれば、しっかり紫外線対策ができます。
毎日の日焼け止め習慣を身につけて、未来の自分の肌を守りましょう!
コメント